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どこかに移行します。すみません、手広くやりすぎて更新がおぼつかなくなりました。
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『HIGH&LOW』 ~スライディングの美学~

『HIGH&LOW』というドラマ、映画が面白いよ、という声が多いので見てみたら、なるほど面白かったので、それについて評してみる。

この作品は単純に言うと、5つの勢力が均衡を保っているSWORD地区というのがあり、その勢力同士がぶつかったりいろいろするという話だ。全体としては井上三太の『TOKYO TRIBE』や松本大洋の『鉄コン筋クリート』、そして『特攻の拓』をブレンドしたような雰囲気である。
人間ドラマや個人の内面の掘り下げもあるが勢力同士の事件によって話が進んでいくという、三国志とか銀河英雄伝説のような、壮大なサーガっぽい感じがある。

ざっと各勢力を説明してみよう。

◆山王連合会

SWORDの「S」を表す。比較的普通の人が多く在籍し、単なる地元の青年団的なものに近い。仲間と陽気に騒いだり、やたらと集合写真を撮りたがるなど、リア充じゃないとつらい空気がある。明るくアットホームな職場です、という募集の居酒屋みたいな感じ。
リーダーのコブラはプロレスファンで猪木信者であり、喧嘩でもプロレス技を使うが「本物のヘッドロックはこうだ!」と言いながらスリーパーホールドをかけていたのでニワカ疑惑がある。

◆White Rascals

「W」のチーム。クラブの店長とその従業員(スカウト)で構成されている。女性を守るのが信条らしい。構成員は全員、単車も服も白づくめで、ヴィジュアル系か勘違いナルシストしかいない。ここも入れと言われたら辛い勢力である。クラブもすべて基調が白で統一されていて、みんなアンバサかコーラスウォーター的なものを飲んでいる。
「誘惑の白き悪魔」という残念な感じの通称があるが誰もそんな名前では呼んでいない。

◆鬼邪(おや)高校

ヤクザへの登竜門的な高校で、ダブるほど箔がつき良いスカウトが来るという事で、5留、6留が当たり前というひどい高校。授業は行われておらず、学校内は完全に治外法権のようになっている。文部省は何をしているのか、そんなところに学校法人格を認可してよいのか。
トップの村山は誰も達成できなかった100発の拳に耐えると総番になれるという荒行の初の成就者で、狂気とタフネスが凄い、というキャラクターだったのだが、コブラと殴り合いでタフネス負けし、狂気も達磨一家の頭のほうが上だったので、相対的に小物になった。序盤の中ボスというところか。

◆RUDE BOYS

「R」の勢力。戸籍をもたず過去を捨てた人間が住む町、無名街を守るチーム。カーキ色を基調としたコートっぽいものを着ている。夏場はどうしているのだろうか? リーダーは細身のイケメンでなんか持病をかかえており吐血したりするという仕様。メンバーは全員パルクール的なアクションが半端なく、飛ぶ、走る、ぶら下がるなど、トリッキーな動きに長けている。これまた「無慈悲なる街の亡霊」という恥ずかしい呼び名で呼ばれている(呼ばれていない)。

◆達磨一家

「D」の勢力。構成員は赤い法被を着ており喫煙率が高い。一番オラついていて、大体、お寺でたまっている。和テイストを大事にしており、喧嘩の際は和太鼓を持ち込み、それを鳴らしながら戦う。よさこいっぽい。
個々は大して強くないが、やられても一定時間たつと復活してくるという七転び八起きの精神があり、面倒くさい。
リーダーの日向は関節技などのテクニックにあわせ残忍性、そしてナチュラルに噛みつきで攻撃してくるという狂気をもっている。

以上が5つの勢力だ。どれも入りたくねえ。そもそもこんな街住みたくねえ。
しかしこれはまだ実は子供の喧嘩であり、ガチヤクザである九竜グループがこの地域の利権を狙い参入してきて、いろいろ起こる。

さて、この作品の魅力はなにかというと、なんといってもアクションが凄い。そして単に凄いだけでなく、ちゃんとチームカラーが反映されている、というのが挙げられる。
ヒーロー戦隊ものなどを見ると、ピンクは女子なので可愛さを前面に出した動き、といったキャラ付けが、あるにはあるのだが、よくよく見ると悪の組織の戦闘員の動きは主人公側と大差がない。綺麗なバック転、綺麗な受け身で、つまるところ敵も味方も「スーツアクター流」という同一の流派であることがわかってしまう。これは非常につまらない。

画一的な動きの人間同士の戦いは演武化し、もっというとマスゲーム化、お遊戯化していく。アクションを見せたい、というより物語の上で悪人を倒す必要があるから流れ作業の一部としてそういうパートがありますよ、という感じになる。それは見せられている側には退屈なものだ。
たとえば勝新太郎の『座頭市』などは、そうした流れ作業アクション的な妥協が一つもない。
ふりしきる雪や闇夜といったロケーションや、壁や柱ごと相手を斬ったりするギミック、演出、間など、アクション部分を格好よく見せる、ということにこだわりがある。そして盲目・居合い・逆手切りという個性の明確化により、座頭市の居合いはその辺の侍の剣術とは全然違うんだ、凄いんだ、という差異化がなされている。また、カンフー映画などでも『酔拳』『蛇拳』など、流派性が明確にあるものが異種と戦う、ということが作品の魅力に直結している。

『HIGH&LOW』も、勢力ごとの戦い方の流派性が非常に明確に演じ分けられている。
身が軽くて強いのか、技が多彩で強いのか、狂気的な強さなのか。
各勢力は、思想性やファッションが漫画的なほどに差異化されており登場シーンではそれぞれのテーマソングがかかる。そのようにイズムを打ち出すのであればアクションもまた独自のイズムの差異が現れるべきだろう。この作品はそれを描くのに成功している。これは日本のアクションとしては非常に稀有だ。全てを単一流派化してしまうJACの呪縛から脱却している。

そして集団戦闘を撮る手法が非常に洗練されている。
『水戸黄門』や『三匹が斬る!』なども集団戦闘があるが、これらは照英が戦っているときは照英を映し、小朝が戦っているときは小朝を映している。つまり各々がどういう位置関係にいて戦局がどうなっているのかは不明で、実質的には個人がバラバラに戦闘している。
しかし『HIGH&LOW』では、一人が戦闘していて鉄パイプで相手を倒す。その鉄パイプを投げるとそのままカメラが横にスライドし、鉄パイプをキャッチした仲間がそれを活用していく。さらにその画面奥から別の仲間が飛び込んできて、というように、場面転換せずに一台のカメラで見せ場をつないでいく。ここに臨場感とリアリティ、スピード感が生まれている。相当カット割りやタイミングを綿密に作っている。
それでいてごちゃごちゃして観客がどこを見ればよいのか分からなくならないように、各キャラのカットインにスローモーションがかかったりして非常に見せ方が巧いのだ。

最後にこれもまた新しいエポックメイキングだと感じたところを紹介しよう。
それは「スライディングキックってかっこいい」という価値観の提示だ。

この作品ではスライディングが非常に多用されている。喧嘩でこんなにスライディングするのは骨法の摺り蹴りの創始者、故・堀部正史くらいだろう。しかし、それが攻撃としての説得力がある。たとえば倒れている相手にスライディングすると、相手が3mくらい地面を滑っていくのだ。ズサーッと。
また、達磨一家には二列横隊を組み、前列が腰を落として四股立ちになると後列がその股下をくぐりスライディングで攻撃するという連携技がある。こいつら、こんなことばっかり練習してるんだろうなあ、と思うとなかなか涙ぐましい。
さらにスタイリッシュなスライディングとしてはRUDE BOYSの股裂きスライディングがある。
これは二人で左右から足をひっかけて股裂きを仕掛け、三人目が相手の背後から股下をスライディングしてきて下から蹴り上げるという効率が良いんだか悪いんだか分からない戦法だが、やられたら相当熱くなる攻撃だ。ちょっとサタンクロスっぽい。

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他にもいろいろ紹介したい部分はあるが、とりあえずスライディングキックが好きなら見て楽しめる事は間違いない作品なので是非チェックしてほしい。









バカくん THE・インタビュー




ばか2


ありがとうございました。


失楽園

テレタビーズの時間だよ。テレタビーズの時間だよ。
テレタビーズの時間だよ。テレタビーズの時間だよ……。






ホムンクルス(ラテン語:Homunculus:小人の意)とは、ヨーロッパの錬金術師が作り出す人造人間、及び作り出す技術のことである。
製法はルネサンス期の錬金術師パラケルススの著作 De Natura Rerum (『ものの本性について』)によれば、蒸留器に人間の精液を入れて(それと数種類のハーブと糞も入れる説もある)40日密閉し腐敗させると、透明でヒトの形をした物質ではないものがあらわれる。それに毎日人間の血液を与え、馬の胎内と同等の温度で保温し、40週間保存すると人間の子供ができる。ただし体躯は人間のそれに比するとずっと小さいという。[1]
ホムンクルスは、生まれながらにしてあらゆる知識を身に付けているという。また一説によるとホムンクルスはフラスコ内でしか生存できないという。  ≪wikipediaより≫


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この絵は寓意に満ちています。耳を澄ましてください。ディプシーはもういません。太陽は微笑んでいますか?
影に気をつけることです。過去があなたを捉えようとしている。
風車が回ればディプシーは帰ってくることでしょう。そう、ラーラと共に。

壜の中の世界は陰影が濃く、壜の外の世界は陰影がない。
あなたはどちらが現実か選択しなければならない。


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 な か よ し





今すぐに風車をまわしなさい。もう残された時間はありません。

テーマ:ありのままの自分になるために。 - ジャンル:心と身体